銘柄選定

当社の銘柄選定プロセスは、以下の通りです。


マクロ・ドライバーの特定

経済的・政治的・市場心理的要因をもとにポートフォリオのテーマとウェイトを決定します。

投資候補リストの決定

定量スクリーニングプロセスを通じてリスクを最小化し、投資候補リストを絞り込みます。そしてリサーチ・アナリストは、流動性や債務返済能力が不十分な銘柄を排除します。バリュエーションや運用スタイルなどに対する当社のマクロ見解に基づいて、投資候補リストのさらなる絞り込みを行います。最後に、外れ値分析を行うことでカテゴリー、価格帯、事業活動やその他の特性が同業他社と異なる銘柄を除外し、運用プロセスの初めの過程で設定されたポートフォリオのテーマを最大限反映できる特性を持つ銘柄を選定していきます。

銘柄選定

ファンダメンタルズリサーチを基に、投資候補リストをさらに絞り込みます。ファンダメンタルズリサーチでは、以下のような分析を行います。

戦略的優位性の特定

同業他社と比較して過小評価されている、競争力や比較優位性のある企業を探します。

戦略的優位性の選好

トップダウン分析から得た見解を最大限に活かせる戦略的優位性を選びます。

戦略的優位性実行の分析

企業の経営陣が戦略的優位性を活かす、実行可能な一貫した実行プランを持っているかどうかを評価します。

相対評価分析

同業他社、過去のバリュエーション及び市場全体と比較した現在のバリュエーションを評価します。

オペレーショナル・リスク評価

バリュエーションや日々の運用とは無関係な潜在的リスクを特定するため、オペレーショナル・レッドフラッグ評価を実施します。

Fisher Investments Japan と Fisher Investments について

Fisher Investments Japanは金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2766号として金融庁に登録されています。また、一般社団法人日本投資顧問業協会の会員です。Fisher Investments Japanはその投資運用業務の一部を、Fisher Investmentsに委託します。「当社」とは、Fisher Investments JapanとFisher Investmentsを組み合わせた組織を指します。

1979年に設立されたFisher Investmentsは、独立系の投資顧問業者です。現在の運用資産残高は2,940億米ドルです*。Fisher Investmentsは、Fisher Investments機関投資家グループ(「FIIG」)、Fisher Investmentsプライベート・クライアント・グループ(「FPCG」) 、Fisher Investments 401(k) ソリューションズ・グループ(「401(k) ソリューションズ」)、及びFisher Investmentsインターナショナル・グループから成る4つの主要事業グループを有し、多様な投資家のお客様で構成される国際的な顧客基盤を対象に、サービスを提供しています。Fisher Investmentsとその子会社の顧客数は、165,000超に上ります。設立者・会長であるケン・フィッシャーは、1984年から2016年までフォーブス誌に「ポートフォリオ戦略(Portfolio Strategy)」と題する月次のコラムを寄稿し、同誌の90年余りの歴史における最長のコラムニストとなりました。また、「ニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト」(金融・投資部門)において複数の著書が紹介されています。(*2024年09月30日現在。Fisher Investmentsとその子会社を含む。)

証券投資には損失のリスクがあります。過去の運用実績は将来の運用成果を保証するものではありません。外国株式市場への投資には、為替相場や換算レートの変動など、追加的リスクが伴います。