Fisher Investments Japan 及びFisher Investmentsは、幅広いリサーチを通じて、有益かつ適切な情報をお客様へ提供したいと考えております。
Fisher Investments Japan 及びFisher Investmentsの投資戦略を支える資本市場リサーチを、自社リサーチ部門の拡張機能のように思っていただき、お客様のリサーチ活動にもお役立ていただければ幸いです。
2024年は世界各国で多くの選挙が予定されていましたが、その大半が終了し、政治不透明感はある程度は続くものの、選挙に伴う不透明感の多くは過ぎました。市場では近頃カウンタートレンドが出現しましたが、強気相場サイクルが続くなか、短期的な現象で終わる可能性があります。消費者、企業、銀行は健全な状態にあり、株式にとって経済面での安定した下支えとなっています。加えて、現在の市場が成熟化するに伴って投資家心理は着実に改善してきており、現在楽観の兆しを見せてはいますが、広範な陶酔状態には程遠い状況にあると考えられます。
第3四半期まで終了し、2024年は良好~素晴らしいリターンが期待できる年になるとのFisher Investments予想に向けて株価は順調に進んでいます。市場のボラティリティは、理由を問わず、または特段の理由がなくても、発生する可能性があります。しかし、米国の選挙が終われば不透明感が低下して市場を押し上げ、少なくとも年末までは現在の強気相場の継続を後押しすると見込んでいます。
直近に市場はボラティリティに見舞われたものの、Fisher Investmentsでは2024年を通して強気相場が続くと見込んでいます。企業による投資拡大、貸出条件の改善、世界的なインフレ緩和、経済に対する信頼感上昇といった点から、目先の景気後退の可能性は低いと考えます。現在の強気相場は様々なサイズの銘柄の株価上昇を下支えするであろうものの、小型株については上昇後も常にアウトパフォームし続けるとはかぎらないでしょう。投資家心理に関しては、市場が成熟するに伴って着実に改善し、現在では楽観的になっている兆しも見られるものの、広範な陶酔状態には未だ程遠いと考えられます。
Fisher Investmentsでは、強気相場サイクルが2024年も継続すると考えています。予想を上回る経済成長、健全な企業および消費者、企業投資の加速、米国大統領選挙の年、といった要因は、株式市場の下支えとなるでしょう。目先はグロース株が引き続き市場を牽引すると見込まれますが、経済の再加速に伴い、よりシクリカルな株式カテゴリーへの市場牽引役の持続的シフトが起きる可能性もあります。また、経済状況が改善する中で投資家心理は上向いたものの、投資家は依然として懐疑的姿勢を維持しているため、上方サプライズ発生により好リターンが継続する余地を大幅に生んでいます。
今回のMacro Minutesビデオシリーズでは、2024年に世界各国で実施予定の選挙に伴って発生し得る株式市場への影響と政治リスクについて、ポートフォリオエンジニアのAustin Fraserがご説明します。米国の議会膠着、欧州の政治状況、様々な新興国で政治指導者が変わった場合の影響といった点についてお話します。
Fisher Investmentsでは、新たな強気相場サイクルが2024年も継続すると考えています。予想を上回る経済成長、堅固な企業体力、インフレ緩和、米国大統領選挙の年、といった要因は、株式市場の下支えとなるでしょう。目先はグロース株が引き続き市場を牽引すると見込まれますが、経済の再加速により2024年終盤にかけてグロース株からバリュー株への市場牽引役の交代が起きる可能性もあります。さらに、ここ1年で投資家心理は改善したものの、投資家は依然として懐疑的姿勢を維持しているため、上方サプライズ発生により好リターンが生まれる余地を大いに残しています。
現在の若い強気相場サイクルは継続し、経済は、減速しつつも、再燃したネガティブな投資家心理が示唆するよりは良好な状態が依然続くと考えます。低成長経済で、また景気後退と金利上昇の可能性を巡る懸念が蔓延している状況下では、質が高く、全天候型のグロース株が市場を牽引すると見込みます。極度に悲観的な投資家心理は、強気相場序盤に見られる典型的な特徴です。世界的なインフレ低下、企業の利益成長改善、世界各国の政治膠着といった株式にとっての追い風は、引き続きポジティブサプライズを起こし、今後の好リターンに繋がる可能性が高いと考えます。
2023年第3四半期(7-9月期)のレビューと見通し概要では、直近四半期の市場動向とFisher Investmentsによる今後の市場見通しについて、その概要をご説明します。
新たな強気相場が進行中で、2023年は世界株式にとって引き続き力強いリターンが期待できると考えています。経済成長率が低く、景気後退懸念が広まっている状況下では、質が高く、全天候型のグロース株が恩恵を受けると見込みます。インフレ、企業利益の減少、FRBの金融政策を巡る懸念、狭いマーケットブレスといった要因に紐づく過度な悲観論は、おそらく2023年後半に引き続きポジティブサプライズと好リターンを生むための下地となるでしょう。
2023年第2四半期(4-6月期)のレビューと見通し概要では、直近四半期の市場動向とFisher Investmentsによる今後の市場見通しについて、その概要をご説明します。
今回のMacro Minutesビデオシリーズでは、欧州株の大幅上昇の背景、ならびに欧州に対して依然悲観的な投資家心理が強気材料と言える理由について、リサーチアナリストのLarissa Murrayがご説明します。
Fisher Investmentsでは、新たな強気相場が間近あるいは既に進行中と考えています。下落局面で最も下落した株式が、これまでの回復局面を牽引してきましたが、この「反発効果」の存続期間は限られています。2023年に景気後退が訪れたとしても、既に広く予期されており、限定的な影響に留まる可能性が高いでしょう。そして、インフレ、企業業績の悪化、米国の地方銀行問題などを巡る悲観的な投資家心理は、今後のポジティブサプライズ発生と力強い株式リターンに向けた下地となるでしょう。
2023年第1四半期(1-3月期)のレビューと見通し概要では、直近四半期の市場動向とFisher Investmentsによる今後の市場見通しについて、その概要をご説明します。
Fisher Investmentsでは、新たな強気相場サイクルが、もし既に進行中でなければ、近く始まると考えます。最も下落した銘柄カテゴリーの反発上昇に伴い、年序盤はグロース株のアウトパフォームが見込まれますが、年末までには市場牽引役がシクリカル(景気敏感)なバリュー株に交代している可能性があります。インフレ、中央銀行、景気後退を巡る悲観の蔓延は株価に織り込まれている可能性が高く、2023年にポジティブサプライズが発生する機会を作り出しています。
2023年最初のMacro Minutesでは、リサーチアナリストのScott O’LearyがFisher Investmentsの2023年市場見通しをご紹介し、市場が年末までに上昇している可能性が高い理由についてご説明します。
ロシア産天然ガスに依存する欧州では、ロシアによるウクライナ侵攻を受けてエネルギー供給懸念が高まりました。これに対し、欧州諸国は液化天然ガス(LNG)の貯蔵量や輸入量を増やし、受入・貯蔵インフラを強化しました。最悪シナリオが起きる可能性は常にあるものの、こうした措置は、財政刺激策や消費者支援策とともに、ロシアからの天然ガス供給停止による影響を緩和すると考えます。
今回のMacro Minutesビデオシリーズでは、悲観的とされた市場予想にもかかわらず力強さと弾力性を見せた2022年第3四半期業績について、リサーチアナリストのTom Coleがご説明します。また、第4四半期予想についても触れます。
今年の株価下落局面で最も大きな打撃を受けた株式ほど、回復局面序盤で最も大きな恩恵を享受する傾向にあります。最終的に市場のキャピチュレーションが起きるかどうかは不確実であり、仮に発生してもすぐに終わる可能性が高いでしょう。世界経済は様々な課題に直面するものの、現在懸念されている要因は概ね株価に織り込み済みであり、Fisher Investmentsでは2023年にかけて堅調なリターンを見込んでいます。
2022年第3四半期(7-9月期)のレビューと見通し概要では、直近四半期の市場動向とFisher Investmentsによる今後の市場見通しについて、その概要をご説明します。
サプライチェーン指数、輸送時間、受注残、輸送コストが直近の高値から下落する中、商品(モノ)のインフレに関する主要指標は弱含んでいる模様です。
今回のMacro Minutesビデオシリーズでは、資本市場リサーチアナリストのDavis Heinが、英国市場の直近のボラティリティに関し、これまでの経緯を振り返りつつ世界的な観点から考察します。また、今後を考えるにあたり、懸念されていることと実際の状況との違いについても確認します。
今回のMacro Minutesビデオシリーズでは、現在のインフレ環境を踏まえ、近く実施される米国中間選挙と株式市場への影響に関するFisher Investmentsの見解を、資本市場リサーチアナリストのLuke Puetzがご説明します。
世界経済には好調な部分と低調な部分が混在するものの、既に株価に織り込まれた極端にネガティブな投資家心理よりも、現実は良好な状態にあると考えます。市場下落からの回復は、投資家心理が過度に悲観的になり、上方サプライズの下地が整った際に起こることが多くあります。
現在のESGのトレンドやトピックに関するFisher Investmentsの見解とリサーチ結果をご紹介します。
2022年第2四半期(4-6月期)のレビューと見通し概要では、直近四半期の市場動向とFisher Investmentsによる今後の市場見通しについて、その概要をご説明します。
2022年序盤に投資家心理は急速に後退しましたが、これは市場調整の只中では典型的な状態です。しかし、強固な家計バランスシート、ビジネスの成長、信用状況の改善といった点は、今後の経済を下支えするプラス要因でしょう。市場調整からの回復は、投資家心理が過度に悲観的になり、上方サプライズの下地が整った際に起こることが多くあります。
2022年第1四半期(1-3月期)のレビューと見通し概要では、直近四半期の市場動向とFisher Investmentsによる今後の市場見通しについて、その概要をご説明します。
世界株式の強気相場は2022年も継続し、年序盤にはボラティリティが生じ得るものの、力強く年を終えると見込まれます。供給面や労働力の逼迫状況が緩和するのに伴い、経済成長およびインフレ期待は低下を続ける可能性が高いでしょう。
2021年第4四半期(10-12月期)のレビューと見通し概要では、直近四半期の市場動向とFisher Investmentsによる今後の市場見通しについて、その概要をご説明します。
今回のMacro Minutesビデオシリーズでは、経済成長ペースの正常化に伴って直近のインフレ率上昇が収まる可能性が高いとFisher Investmentsが考える理由について、資本市場リサーチアナリストのLuke Puetzがご説明します。
健全な世界経済、力強い企業業績、上向く投資家心理が株価を下支えし、強気相場は継続すると考えます。しかし、世界経済成長とインフレは今後減速する可能性が高いでしょう。
2021年第3四半期(7-9月期)のレビューと見通し概要では、直近四半期の市場動向とFisher Investmentsによる今後の市場見通しについて、その概要をご説明します。
力強い経済と上向く投資家心理が株式を下支えし、強気相場が今後も続くことが期待されます。ただし、今後の経済成長とインフレは、大方が予測するほどの水準には至らないと考えます。
2021年第2四半期(4-6月期)のレビューと見通し概要では、直近四半期の市場動向とFisher Investmentsによる今後の市場見通しについて、その概要をご説明します。
今年の世界株式市場は、高まりつつある市場心理が株式リターンの主要なドライバーとなる可能性が高く、より大型で高い質を持つグロース企業株に牽引されて、好調な年になると考えます。
2021年4月のMacro Minutesビデオシリーズでは、中国経済の回復状況、政策引き締めの可能性や直近の規制動向を巡る懸念、また世界株式および中国株式に対して当社が明るい見通しをしていることについて、ポートフォリオ・エンジニアのAustin Fraserがご説明します。
2021年第1四半期(1-3月期)のレビューと見通し概要では、直近四半期の市場動向とFisher Investmentsによる今後の市場見通しについて、その概要をご説明します。
今回のMacro Minutesビデオシリーズでは、二酸化炭素(CO2)排出量算出に際し投資家が直面し得る課題および、より包括的に排出量を把握・管理する方法について、ポートフォリオ・アナリストのNurul Bachikがご説明します。
経済回復の継続、世界的に安定した政治環境、上向く市場心理、これらはすべて2021年の株式市場を下支えすると考えます。。
2021年2月のMacro Minutesビデオシリーズでは、今年これからの世界のグロース株・バリュー株に関する当社見解を、資本市場イノベーション・リサーチアナリストのDan Mathewsがご説明します。当社は、市場が長期サイクルの終盤にあるという独自見解に基づき、現在グロース株を選好しています。
2021年1月のMacro Minutesビデオシリーズでは、市場心理を測る一つの側面である専門家予想に着目して作成した市場心理ベルカーブに関し、Davis Heinがご説明します。このベルカーブは、当社が2021年の株式市場予想を行う上で有用なツールとなっています。
高い質を持つ成長企業銘柄が引き続き市場を牽引すると見込みますが、牽引役となる銘柄スタイルの交代に繋がり得る経済・市場環境の変化に注視が必要です。
2020年第4四半期(10-12月期)のレビューと見通し概要では、直近四半期の市場動向とFisher Investmentsによる今後の市場見通しについて、その概要をご説明します。
2020年11月のMacro Minutesビデオシリーズでは、現在の環境がインフレと米ドルに与える影響について、資本市場リサーチアナリストのBrent Hankinsがご説明します。現在のインフレ期待、インフレ率急上昇の可能性が低いと考える理由、および市場心理に牽引された今年の米ドルの動きについて、解説します。
2020年10月のMacro Minutesビデオシリーズでは、政治が市場やポートフォリオに与えうる影響について、当社ではいかに客観的に捉え分析しているか、資本市場リサーチアナリストのJarred Krizがご説明します。
マクロ見通し: グローバルマクロに関するFisher Investmentsの見通しを、豊富なチャートとともにご提供します。
2020年第3四半期(7-9月期)のレビューと見通し概要では、直近四半期の市場動向とFisher Investmentsによる今後の市場見通しについて、その概要をご説明します。
9月のMacro Minutesビデオシリーズでは、2020年のヘルスケアセクターのパフォーマンスについて、その大半がセクターのディフェンシブ性による点を、資本市場リサーチアナリストのCharles Dornbushがご説明します。また、新型コロナウイルスの有効なワクチンの開発状況や、近く実施される米国大統領選挙がセクターに与えうる影響についても触れます。
マクロ見通し: グローバルマクロに関するFisher Investmentsの見通しを、豊富なチャートとともにご提供します。
2020年第2四半期(4-6月期)のレビューと見通し概要では、直近四半期の市場動向とFisher Investmentsによる今後の市場見通しについて、その概要をご説明します。
今回のMacro Minutesビデオシリーズでは、環境に配慮した企業活動の規模の重要性について、ESGプログラムマネージャーのZoe Abbott Boydがご説明します。大型のIT企業や石油企業が、エネルギー効率や代替エネルギーの推進を通じて環境問題への取り組みを進めている点などを、ご紹介します。
大型成長株にとって引き続き好ましい市場環境にあると考えます。強気相場は実際には一度も終わらずに継続しているかのようで、3月の株価下落は、弱気相場というよりは、大規模な市場調整に似た動きでした。
今回の「Macro Minutes」ビデオシリーズでは、資本市場リサーチ・アナリストのティム・シュルターより、情報技術セクターに関するアップデートをご提供します。新型コロナウイルスに伴う経済の混乱を受け、ITそのものが経済活動を結びつける役割を担う中、IT・類似業界が今年これまでのところネガティブな影響をほとんど受けていない点について、ご説明します。
2020年1-3月期のレビューと見通し概要では、直近四半期の市場動向とFisher Investmentsによる今後の市場見通しについて、その概要をご説明します。
Fisher Investments Japanは金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2766号として金融庁に登録されています。また、一般社団法人日本投資顧問業協会の会員です。Fisher Investments Japanはその投資運用業務の一部を、Fisher Investmentsに委託します。「当社」とは、Fisher Investments JapanとFisher Investmentsを組み合わせた組織を指します。
1979年に設立されたFisher Investmentsは、独立系の投資顧問業者です。現在の運用資産残高は2,940億米ドルです*。Fisher Investmentsは、Fisher Investments機関投資家グループ(「FIIG」)、Fisher Investmentsプライベート・クライアント・グループ(「FPCG」) 、Fisher Investments 401(k) ソリューションズ・グループ(「401(k) ソリューションズ」)、及びFisher Investmentsインターナショナル・グループから成る4つの主要事業グループを有し、多様な投資家のお客様で構成される国際的な顧客基盤を対象に、サービスを提供しています。Fisher Investmentsとその子会社の顧客数は、165,000超に上ります。設立者・会長であるケン・フィッシャーは、1984年から2016年までフォーブス誌に「ポートフォリオ戦略(Portfolio Strategy)」と題する月次のコラムを寄稿し、同誌の90年余りの歴史における最長のコラムニストとなりました。また、「ニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト」(金融・投資部門)において複数の著書が紹介されています。(*2024年09月30日現在。Fisher Investmentsとその子会社を含む。)